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東南アジアの野菜や果物

ここでは日本であまり馴染みのない東南アジアの野菜や果物を紹介していきます。

あなたはいくつ知っていますか?

1、コリアンダー

 英語のCoriander(コリアンダー)の名前だと、聞き慣れないかもしれないですが、タイ語由来の『パクチー』と、聞くと知っている方も多いのではないでしょうか?東南アジア料理には欠かさない野菜のコリアンダーはサラダにも、スープにも、カレーにも、炒め物にも合います。日本で例えると大葉や小ネギのような存在でしょうか。ほんの少し添えてあるだけで、お料理が一段と美味しくなり彩りも良くなります。βカロテンが豊富で、コリアンダー50gで1日の目安摂取量をクリアするとも言われています。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。日差しが強く皮膚ダメージを受けやすい東南アジアの人々の、健康な肌を保つ役割も果たしているようです。

2、パパイヤ

 パパイヤなら知ってるよ!と、思う方も多いかもしれません。しかし、ここで言うパパイヤはオレンジ色に熟す前の青色のパパイヤです。タイ料理のソムタムと呼ばれる、パパイヤサラダのパパイヤは熟す前の青い身の状態で調理されます。千切りにされた青色パパイヤは、きゅうりのような見た目ですが、歯ごたえがり、シャキシャキとした食感です。パパイヤには、酵素が多く含まれていて体内で消化を助ける働きをしてくれるので、ダイエッターにも人気の食材です。

3、ペタイ

 これを、知っている方はほとんどいないのではないでしょうか?マレー語でPetai(ペタイ)は、『臭い豆』を意味します。中国名でも『臭豆』の名前の通りニンニクやニラに似た強い匂いをもつ野菜で、見た目は空豆に似ています。東南アジアでは炒め物で辛いチリなどと一緒に調理されていたり、中華料理でも見かけることがよくあります。加熱しても、色が鮮やかなグリーンのままなので、チリなどで赤く染まったソースの中でグリーンがアクセントになって、料理を美味しく見せてくれます。マメ科のお野菜なため、豊富なタンパク質を持っています。

4、ウーラムラジャ

 これを知っている方は東南アジア野菜のエキスパートの称号を得れるほどではないでしょうか。マレー語でUlamRaja(ウーラムラジャ)は、Ulam『野菜』Raja『王様』と呼ばれるほど、栄養価の高いお野菜のことをさします。日本では、ほとんど馴染みのない名前ですが、私たちも日本で見かけることのある植物のことをさすのです。その植物というのが、コスモスです。日本に住んでいると、コスモスは観賞用の花をイメージする方がほとんどですが、マレーシア、シンガポール、インドネシアでは葉や新芽を野菜として食する文化があります。名前の由来の通り、熱帯地域で育ったコスモス葉や新芽に含まれる栄養価は非常に高く、豊富なビタミンCとポリフェノールを多く含み、高い抗酸化力を持つことが研究によって証明されています。なんとポリフェノールの数値は赤ワインの13倍と言われるほどです。

 この素晴らしい、お野菜を日本の皆様にお届けしたいのですが、葉野菜であるコスモス葉を輸送するのはとても難しい。そこで、栄養をそのまま閉じ込めたコスモスティーにしました。マレーシアのオーガニック農場で育てられたコスモス葉を、農家さんが手作業で摘み分その日のうちに丁寧に加工されたのがUrajaコスモスティーです。

 野菜のお茶というと、苦くてまずいのでは?と心配な方も、安心してください。マレーシア産コスモスは本来サラダとしても食されるほど、クセもなく苦みもないお野菜です。コスモスティーは、スッキリとほんのり甘みがあるお茶に仕上がりました。冷やして飲むと、子どもでもゴクゴクと飲めるほどです。体によく、美味しいコスモスティー一度試してみませんか。

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